Salesforce: 数式の 「15 オブジェクトの参照」の制限
複雑なオブジェクト構造で数式を作成する場合に気を付ける制限があります。
それは1つの数式で参照できるオブジェクト数は15オブジェクトの制限です。
(サポートに依頼すると20まで拡張できるようです)
数式で制限を超えると次のようなメッセージが表示されます。
そして、ここの「15 オブジェクトの参照」の数のカウントですが、オブジェクトの数ではなく参照の数になります。
例えば、作成者の姓と、更新者の姓の2項目(CreatedBy.LastName, LastModifiedBy.LastName )を使った場合、オブジェクトは両方同じユーザですが、オブジェクトの参照数は2となります。
最後に
数式は後から追加していくことが多く、このエラーが発生してしまうとオブジェクト構造を見直したり、当初は想定していなかったトリガ/プロセスビルダーなどが必要になったりします。
ある程度設計時からこの制限を見越しておくのがいいと思いますが、なかなかそこまで頭がまわらないことが多いです。