プログラマ38の日記

主にプログラムメモです。

DWH: データモデル(8.ナチュラルキーを基本とし、サロゲートキーはピンポイントで使う。)

この記事は、前回書いたデータモデリングの9つのことの8つ目です。

 

crmprogrammer38.hatenablog.com

 

DWHでは、サロゲートキーを使う場合があると思います。

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個人的にサロゲートキーをポイントを絞ったほうがいいように感じています。

というのは以下のような場合に保守しずらいと思うからです。

・金額がおかしいなどの調査の際に、ファクトはディメンションと結合しないとナチュラルキーが判断できない

・ディメンションの作成処理に誤りがあった。ファクトの作成処理に誤りがあった場合、データの復旧が難しい。

・ディメンション作成後、ファクト作成という順番のため、ディメンション作成でエラーがでると、そのエラーを解決するまでファクトが作成できない。

 

もちろんメリットもあるので、ポイントを絞って使うものだと思います。

例えば、サロゲートキーを使うことで、本来であれば10項目で結合するところが、1項目の結合ですむようになる場合など積極的に使っていきます。